2011年12月18日日曜日

PICでファミコンを操作する その2

4021を使わないバージョンは、いったん諦めました(ちょっと負けた気分...)。

そうなると一気に敷居は下がり、PIC24FJGB002+bluetoothドングルをファミコンと接続し、wiiリモコンの環境で、ファミコンを操作することが出来るようになりました!

wiiリモコンで本物のファミコンを操作する...
とりあえずやってみましたが、やっぱりコードが無いというのは自由でいい感じですね。

今後はⅡコンが使用できるように拡張する予定です。
ただ4021を使わないことにしたので、使用するポート数が一気に増えてしまいました。PIC24FJGB002 ではポート数が足らず、Ⅱコンへの拡張ができません。

対策としては、以下が考えられます。
・案1. ポート数の多いPIC24FJ64B004を使う
・案2. I2C接続等で制御できる、GPIOを拡張するICを使う(MCP23017など)

案1は何も問題ないと思います。(ちょっと高いPICマイコンを使うことになってしまいますが)
案2は、間にICをはさむ分、反応が遅くなるはずですが、人にわかるレベルなのかがよく分かりません。

2011年11月3日木曜日

PICでファミコンを操作する その1


PICでファミコンのコントローラーを操作します。
以前のbluetoothドングルをPIC24JF64GB002で使用するやつのと組み合わせれば...

ということで、とりあえずコントローラーのコードを切断し、つないでみました。本当にケーブルを途中で切断しつないだだけです。

本来のコントローラは、4021というパラレル⇒シリアル変換ICを経由して各ボタンのOn/Off状態をシリアルの信号として出力します。
今回はその4021の出力信号をPICでエミュレーションすることを考えてこのように接続したのですが...

信号のP/Sが、本当は16クロック毎にHIになるはずなのですが、3クロック毎にHIになっている様になっているようにPICからは見えます(状態変化割り込みで確認)。
でもPICから適当にQ8の信号を出してみると、SELECTボタンに反応が!ということは3クロック毎にP/SがHIになっている?というのはウソですね...

PICの処理速度が間に合わないのか?
ロジアナか、オシロで波形を確認したいです。

2011年10月29日土曜日

PIC24FJ64GB002のUART設定 その2

// Configure U2RX - put on pin 17 (RP8)
RPINR19bits.U2RXR = 8;
// Configure U2TX - put on pin 16 (RP7)
RPOR3bits.RP7R = 5;

これの意味って、「U2RXに割り当てるポートは8(PR8)」、「RP7に割り当てるのは、5(U2TX)」っていう意味でした。
RXとTXで設定の仕方が逆(機能に使用するポートを指定/ポートに機能を指定)なんですね。

てっきり、
RPINR19bits.U2TXR = 7;
と設定できると思い込んでました...

やっと分かったので、ポートの変更も出来ました。

2011年10月20日木曜日

PIC24FJ64GB002のUART設定

ソースを見ているとこんな感じで、RX, TXに割り当てるポートの設定をしています。
// Configure U2RX - put on pin 17 (RP8)
RPINR19bits.U2RXR = 8;
// Configure U2TX - put on pin 16 (RP7)
RPOR3bits.RP7R = 5;

INT0を使いたいので、U2TXの割り当てをINT0との共有になっているRP7から、別なポートへ変更したいのですが、この即値"5"の意味が分かりません...

RPOR3bitsの定義を見ればよいと思いますが、どこで定義されているんでしょう?

2011年10月19日水曜日

C言語ではじめるPIC24F活用ガイドブック

書籍、「C言語ではじめるPIC24F活用ガイドブック」を買いました。
PICは初めてなので、ネット上の情報をかき集めるのはなかなか大変ということで、まずは一冊書籍で勉強。

2011年10月9日日曜日

PIC24FJ64GB002でbluetoothを動かす(その4)


bluetoothドングルが認識されないので、USBコネクタ周りの配線を再確認し、27pin VSSがGND に接続されてないというショボいミスを発見。この修正でつながるかと思いきや状況変わらず。

Futabaさんのblog(http://side2.jp/2011/05/android-bluetooth-dongle-pic24f/)の電源投入直後と思われるUARTの出力ログを見ると、"GEN: USB Generic Client Initalized:"のあとにVID,PIDを表示しているので、ソースからこのキーワードで検索。
すると、コンパイルオプション"DEBUG_MODE"を有効にしないとログ出力がされないことが判明。複数ファイルでコンパイルオプション"DEBUG_MODE"が使われているようなので、USB関連で複数ファイルからincludeされるhrdakinori-BT_DROID-1c15567\USB\usb_host_generic.hに"#define DEBUG_MODE"を定義して再コンパイル。

再度焼き直し実行してみると...
VID,PIDが出力された!しかもbluetoothドングルのLEDが点滅してる!

接続テストにHT-03Aで、これまたFutabaさん作成のAndroidアプリ"S2 Bluetooth Terminal2"を使って、接続確認。
見事ブレッドボード上のLED1,2の制御がHT-03Aよりできました!!!

Android + Bluetoothドングル + PIC24F作成レポートを書いてくれたFutabaさんに感謝いたします。

私にも出来ました!
これでやっとやりたいことの下準備が出来ました、実現のめどが立ったら報告します。とりあえずROMが不足している問題を何とかしないと...

2011年10月8日土曜日

PIC24FJ64GB002でbluetoothを動かす(その3)


作成したUART基板をPIC24FJ64GB002と接続し、
改造したUSB-RSAQ2PC経由でPCへ接続。

とりあえず、こんなログが出てました。
また、LEDも接続しているのですが、LED3も点灯しています。

焼いたプログラムは動作しているようです。
でも、接続したbluetoothドングルを認識してVID,PIDが表示されるはずですが、その表示がありません。
ドングルはPLANEXのBT-MicroEDR2Xを接続しているのですが...

USBVIEW.EXEで確認したところ、BT-MicroEDR2XのVID,PIDは以下のようです。
idVendor: 0x0A1
idProduct: 0x0001

まずはUSBコネクタ周りの配線を確認しますか...